JBD
こんにちは。
マネージャー日記へようこそ。
唐突ですが、先日、とある結構メジャーなメディアで、昔の知人が取材を受けていました。
とある地方都市の出版系の会社の人であるその知人は「これから情報誌はどうなるのか」みたいな記事の中で、「ぴあ」とかが誌面を刷新している、とかの話のあとに地方の出版事情についてコメントしていました。
曰く「もう地方で雑誌作りは無理。情報掲載はウェブで。おかげで印刷・流通代は浮くし、営業・制作のスタッフは減らした。」とのことでした。
その会社には、若かりし頃の一時期、社員としてお世話になっていたことがありその知人は直属の先輩でした。
久し振りだったので、「おぉ」と思ったのです。
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約10年前、私は「雑誌が作りたい。ついでにネットで何かやりたい。」という、今思えば、そりゃあもう浅はかな希望を持ってその会社に入りました。
もちろん編集者みたいな制作職を希望。それなりの勉強もしましたし、知識も持っていたつもりです。
ところが、「コイツには世の中の厳しさを教え込む必要がある」と思ったのかどうなのか(おそらく単に「人がいない」的な理由もあったと思いますが。)、いつの間にか広告営業職に配属されました。
で、希望した職務に就けなかったことでふてくされた私は、案の定「営業職なのに月の売上がわずか5万。しかもその5万は単に先輩から引き継いだだけ。」という前代未聞の史上最低記録を樹立し、結果的に1年半くらいでその会社を辞することになりました。
もともと人に会うのがあまり得意ではなかった(当時は)ので、営業に出るだけでストレスがかかり、何度か体調も崩しました。
#まぁ今思えば「どんだけひ弱なんだよ」という話です。たぶん編集者になっても似たようなことになっていたでしょう。
そもそも、希望した職務に配属されないことに文句ばかり言って、目の前の仕事にポジティブになれないでいるような若造にいい結果など残せるわけがありません。
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さて、それから10年。
ネットの世界でそれなりにいい経験を積むことができた私は、それなりにいろいろな紆余曲折の上、今ここでブログを書いています。
10年前には想像できない姿でしたが、幸いにも社会人として充実した日々を送らせて頂いています。
そして、10年前に自分がドロップアウトした出版社では「制作・営業は減らした」とメディアにまで書かれる・・・と。
10年前はそれなりの活況だったはずのその会社。
そのまま当時の会社に居続けたら、もしかしたら減らされた人員は私だったのかもしれません。
その記事を目にしたのは単なる偶然でしかないはずですが、不思議な巡り合わせを感じたできごとでした。
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話は変わるのですが、当社の企業理念に「変化にチャレンジする」というのがあります。
最初は正直よくわからなかったのですが、最近少しづつその意味が実感としてわかるようになってきました。
同じビジネスモデルでずっと利益を出し続けることはできない、常に、不完全でも新しい何かを探して、とにかく足を止めないで進み続けなければ、いずれ淘汰される。
そんなことなのではないかと感じています。
忙しかったり、日々の雑多なことにまぎれて忘れてしまいがちですが、企業も個人も、今成功していてもそれがずっと未来まで続くことはない、逆に今がうまくいっていなくてもいつかそれは逆転する、と心に刻んでおかなければ、と思います。
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さて、先日、来春の新卒の大学生の面接を行いました。
(急速に景気が冷え込んでいますが、当社は積極的に採用活動を続けています。)
ある学生が言っていたとても印象的な一言がありました。
「とある(今は活況の)業界での就職が内定しているが、その業界には未来がないと思う。だからウェブ業界で働きたい。」
その言葉が本当に正しいかどうかは別として、学生にとって「ウェブ業界=未来がある業界」とインプットされていることがとても嬉しく、また、面接という場ながら身が引き締まる思いでした。
10年たった後に、そのような有望な人材を「減らす」などしなくて済む、成長する事業であるように。
ちゃんと、未来に希望を持ち続けられる明るい業界であるように。
がんばらなくては!
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♪ EUROSTAR ~run into the light / T-SQUARE